【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #7】LB#5田中喜貴インタビュー
2021.9.29

解散、そして再結成から12年。「もう一度、日本一へ。」

RISE:陽はまた昇る。チーム名に込められた思いを体現するため、RISEメンバーは何を思い、どう考え、どこを目指しているのか。そんな秘めた思いに迫る本企画。

第7弾は、LB#5 田中喜貴です。

選手としても無双する唯一無二のLBコーチに、自身のプレースタイルについて、今のRISEに対する思いについて話を聞きました。

5.jpeg



ーーー 社会人でフットボールを続けようと思ったきっかけを教えてください。

2つ理由があって、1つは法政のレジェンドである伊倉さん(DL#90 伊倉 良太)がいたのと、同じ会社で親身になっていただいた東さん(2013/2015年度RISE副将)がいたからです。もう1つは、"いつも同じ富士通、オービック、パナソニックが勝っても面白くない。ライズが日本一になる事でより日本のアメフトが面白くなる"と感じたからです。一度なくなったチームが名前を変えて日本一になるストーリーの一助となれればと思っています。



ーーー ルーキー対談で、「日本一のLBは喜貴さん」という話が何度も出ていました。どんなことを意識して、プレーされているのでしょうか。

自分だけのプレースタイルを確立することは気をつけていて、ランパス共に幅広く守り、型にはまらないLBであることを意識しています。後は、フィールドでのディフェンスコーディネーターとして立ち回ることも意識してます。DFコーディネーターの意図を汲み取り、中で選手全員が体現出来るよう指示しています。



ーーー 選手を続けながらコーチをする、二刀流に至った背景を教えてください。

現役引退は特に考えていなかったんですが、いずれは指導者になりたいという気持ちと選手からコーチの要望があったので選手兼コーチという形になりました。

コーチ兼選手として、ある程度動きの正解を自分が見せれる事で選手にも伝わりやすいと感じてます。ただ、特に自分はLBの中では体格が平均よりかなり大きいので、自分と違う体格の選手を教えるのには苦労しています。でも選手の成長は嬉しいですね。



ーーー 選手兼コーチ、今の立場から見えるRISEはどんなチームだと感じますか。

真面目なチームだと思います。

ただ同時に、オンオフの境がなく、スイッチの入れ方が分かってない選手が多いとも感じます。個人としてもチームに対しても、こだわりがないことが課題だと思っています。

上のチームを食うためには、気持ちの部分と細かい所までいかにこだわれるかが重要になってきます。個人で負けてもチームで勝てるのがアメフト。チームで勝つために全員が自己犠牲の心を持つと共に、相反してしまいますが自分が決めるという強い気持ちを持った選手たちの集団にしたいと思います。



ーーー さいごに、応援してくださるファンの方へメッセージをお願いします。

日本一のLBユニットが出来たと自負しております。是非最強のLBユニットにご期待下さい。


=========================================================================

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #1】HC城ヶ滝一朗 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #2】幹部対談-前編 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #2】幹部対談-後編 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #3】ルーキー対談-前編 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #3】ルーキー対談-後編 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #4】畑DCインタビュー はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #5】上京組対談 はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #6】伊藤OCインタビュー はこちら

【RISE LETTER:The Sun Also Rises. #8】宮田QBコーチインタビュー はこちら