2025 秋季リーグ戦 第3節 vs 富士フイルム海老名Minerva AFC

2025/09/28(日) 10:30 KICKOFF @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 29 - 13 富士フイルム
海老名Minerva AFC
0 1QT 10
7 2QT 3
13 3QT 0
9 4QT 0
- TBS -
得点経過
TEAM Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TFP PLAYER(S) G/NG
富士フイルム海老名 1 6:46 RUN #1 コルデイロシェヴァン 1 KICK #94 大野郁哉 G
富士フイルム海老名 1 12:00 FG #94 大野郁哉 34 G
ノジマ相模原 2 2:07 RUN #28 吉澤祥 25 KICK #7 竹内空 G
富士フイルム海老名 2 6:43 FG #94 大野郁哉 34 G
ノジマ相模原 3 2:27 PASS #6 Palandech→#19 Cunningham 4 KICK #7 竹内空 G
ノジマ相模原 3 8:26 PASS #6 Palandech→#19 Cunningham 29 RUN #19 Cunningham NG
ノジマ相模原 4 5:49 Fumble Recover #87 定成吉輝 3 KICK #7 竹内空 G
ノジマ相模原 4 9:52 SAFETY G
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム 富士フイルム海老名
20 (8-12-0) ファーストダウン(ラン-パス-反則) 12 (3-9-0)
29 ― 23 ― 1 (パス) 試投 - 成功 - INT 28 ― 13 ― 0
218Yds (パス) 獲得ヤード 177Yds
28 - 185Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 29 - 48Yds
57 - 403Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 57 - 225Yds
2 - 8Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 5 - 30Yds
2 - 1 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 1
1 - 0 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 2
22:01 TIME OF POSSESSION 25:59
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YDS TD LG    
#28 吉澤祥 13 93 1 26
#6 Palandech Kurt 6 45 0 21
#15 星野真隆 5 32 0 13
#1 衣笠吉彦 1 9 0 9
#19 Cunningham Tay 1 5 0 5
#42 清水誠 2 1 0 5
TOTAL 28 185 1 26
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YDS TD LG
#6 Palandech Kurt 26 20 1 208 2 29
#12 松本和樹 3 3 0 10 0 6
TOTAL 29 23 1 218 2 29
RECEIVING
NO. PLAYER REC YDS TD LG    
#19 Cunningham Tay 5 65 2 29
#87 定成吉輝 3 32 0 20
#11 白根滉 3 28 0 18
#10 伊藤圭吾 1 24 0 24
#28 吉澤祥 3 20 0 7
#15 星野真隆 1 14 0 14
#88 大石雄大 3 14 0 7
#9 宜本潤平 2 9 0 9
#23 伊藤雅恭 1 8 0 8
#26 瀬戸山恭太 1 4 0 4
TOTAL 23 218 2 29
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YDS SACK FF FR  
#33 竹田和真 5 0 0 0 1
#54 梶川雄貴 4 0 0 0 0
#13 岩本卓也 3 0 0 0 0
#97 岡本晃季 3 4 1 1 0
#99 Redwine Philip 2 16 1 0 0
#5 田中喜貴 2 0 0 0 0
#8 政岡和志 2 0 0 0 0
#27 松井悠太 1 0 0 0 0
#19 Cunningham Tay 1 0 0 0 0
#30 山田周平 1 0 0 0 0
#81 鞍谷樹 1 0 0 0 0
#82 齊川尚之 1 3 1 0 0
#87 定成吉輝 0 0 0 0 1
TOTAL 26 23 3 1 2
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YRD TD  
TOTAL 0 0 0      
PASS CUT (PD)
NO. PLAYER PD          
#99 Redwine Philip 1          
#27 松井悠太 1          
TOTAL 2          
RETURN
NO. PLAYER KOR KOR YRD KOR TD PR PR YRD PR TD
#15 星野真隆 1 17 0 0 0 0
#26 瀬戸山恭太 1 17 0 0 0 0
#1 衣笠吉彦 1 13 0 0 0 0
#28 吉澤祥 1 4 0 2 17 0
TOTAL 4 51 0 2 17 0

試合レポート

プロローグ

前節の富士通フロンティアーズを29-28で倒し、歴史的勝利をあげたノジマ相模原ライズ(以下、ライズ)
秋季リーグ戦第3節の相手は、前節X1 SUPERで初勝利をあげた富士フイルム海老名ミネルヴァAFC(以下、ミネルヴァ)。
今春のパールボウルトーナメント1回戦48-0と圧勝したが、春季以降にアメリカ人QBを補強しチーム力をあげた、決して侮れない相手。
開幕3連勝とディビジョン内全勝をかけた戦いが、富士通スタジアム川崎で始まった。


1Q

上下ネイビーユニフォームを纏ったライズのキックで試合開始。
K#7竹内空(名城大学)のキックはタッチバックとなり、ライズディフェンス最初の守備は敵陣25ヤードから。
パス失敗後に迎えた2ndダウンの左オフタックルランは、LB#5田中喜貴(法政大学)が2ヤードでタックル。
次のプレーは、DL#44小宮洋平(帝京大学)、DL#97岡本晃季(同志社大学)、DL#93佐久間広樹(駒澤大学)、DL#98有藤直哉(慶應義塾大学)のパスラッシュで10ヤードのロスタックルとなり、スリーアンドアウトのパントとなる。

自陣46ヤードからこの日最初のライズオフェンスは、QB#6カート・パランデック(ネバダ大学ラスベガス校)からRB#28吉澤祥(早稲田大学)へ右サイドのトスプレー。主将WR#9宜本潤平(立命館大学)、WR#11白根滉(京都大学)、TE#87定成吉輝(中央大学)のナイスブロックも手伝い26ヤードのビッグランとなる。
ノーハドルオフェンスを展開するライズは、TE#87定成、RB#28吉澤へ2プレー連続パスを通し再びダウン更新。
更にQB#6カート自らのランプレーで9ヤード獲得。ゴール前8ヤードまで前進する。
しかし直後のプレーでパスをインターセプトされてしまい、攻守交代となる。

敵陣41ヤードからの守備となったライズディフェンスは、5ヤード、28ヤード、4ヤードと3本のパスを連続で通され自陣22ヤードまで前進を許す。
直後のランは、DB#8政岡和志(関西大学)、LB#54梶川雄貴(甲南大学)のタックルで凌ぐも、インサイドのポストパターンパスを通されゴール前1ヤードまで前進を許す。
最後はQB自らエンドゾーンに飛び込まれ先制を許す。
【スコア】1Q 6:46 ライズ 0-7 ミネルヴァ

ミネルヴァのキックで試合再開。
自陣39ヤードからのライズオフェンスは得点を返したかったところだが、ボールをファンブルしてしまい攻守交代。

自陣46ヤードからのライズディフェンスは、ミドルパスを通され自陣18ヤードまで前進を許す。
直後の1stダウンのランはDL#91佐伯哲明(中央大学)ら、2ndダウンのQBスクランブルはLB#13岩本卓也(日本大学)のタックルでゲインをさせない。
タッチダウン(以下、TD)を狙われた3rdダウンのパスプレーでは、LB#99フィリップ・レッドワイン(オクラホマ州立大学)がQBにプレッシャーをかけ不成功となる。
しかし34ヤードのフィールドゴール(以下、FG)を決められ追加点となる。
【スコア】1Q 12:00 ライズ 0-10 ミネルヴァ


2Q

ミネルヴァのキックオフで始まった第2Q。
ライズオフェンスは自陣34ヤードからの攻撃。
RB#28吉澤の2連続ランプレーでダウン更新をすると、#19テイ・カニンガム(アリゾナ大学)へ16ヤードのパスが通り連続ダウン更新。
更にTE#88大石雄大(名城大学)へヒッチパスで7ヤード、WR#11白根へ3ヤードのパスでダウンを更新し敵陣25ヤードまで前進。
直後のプレーでRB#28吉澤へトスプレー。WR#9宜本、WR#19テイのブロックをうまく利用しRB#28吉澤はエンドゾーンまで走り込みTD。
キックもK#7竹内が決め7点を返す。
【スコア】2Q 2:07 ライズ 7-10 ミネルヴァ

K#7竹内のキックオフで試合再開。
敵陣25ヤードからのライズディフェンスは、WRへのスクリーンパスを通されハーフウェイ付近まで前進を許す。
その後のランプレーはDB#33竹田和真(中央大学)らのタックルで大きなゲインを許さなかったが、30ヤード強のポストパターンのパスを通されゴール前8ヤードまで前進される。
更にQBランで7ヤード進まれゴール前1ヤードと絶体絶命な状況で、LB#99フィルが16ヤードのQBサックを決めTDを阻止。
4thダウンとなりFGは決められミネルヴァの追加点となる。
【スコア】2Q 6:43 ライズ 7-13 ミネルヴァ
その後両チーム無得点で前半終了。


3Q

ミネルヴァのキックオフで後半開始。キックはタッチバックとなり自陣25ヤードからのライズオフェンスとなる。
このシリーズで得点をあげ点差を縮めたいライズオフェンスは、WR#19テイのラン、RB#28吉澤のパスキャッチでダウン更新。
更にTE#87定成へ20ヤードのパスが通り敵陣に進入。
敵陣に入ってからも、WR#9宜本、WR#19テイへ連続パスが通りゴール前25ヤードまで前進。
パス失敗後に迎えた2ndダウンでQB#6カートがスクランブルラン。ゴール前4ヤードまで迫る。この4ヤードはWR#19テイにパスが通りTD。
直後のキックもK#7竹内が決め逆転。
【スコア】3Q 2:27 ライズ 14-13 ミネルヴァ

K#7竹内のキックオフはタッチバックとなり、敵陣25ヤードからのライズディフェンスとなる。
最初のランプレーはDL#82齊川尚之(早稲田大学)らのタックルでノーゲイン。
続くプレーは早いタイミングの6ヤードパスを通されるも、3rdダウンのQBスクランブルを副将#27松井悠太(日本体育大学)、LB#99フィルが3ヤードゲインでタックルしパントに追い込む。

その後1シリーズずつダウン更新なしで迎えた敵陣46ヤードからのライズオフェンスは、RB#15星野正隆(立教大学)パスで14ヤード前進すると、WR#23伊藤雅恭(東京学芸大学)へも8ヤードのパスが通り敵陣29ヤードまで前進。
直後のプレーで左サイドのWR#19テイに短いパスが通る。WR#19テイはディフェンダーを巧みにかわし右サイドへ走り、RB#15星野のビッグブロックにも助けられそのままエンドゾーンへ走り込みTD。
2点を狙った2ポイントコンバージョンは失敗し6点の追加となる。
【スコア】3Q 8:26 ライズ 20-13 ミネルヴァ


4Q

後半に入りしっかりとアジャストしたライズディフェンスは、4Q最初の守備でも1度はダウン更新を許すも、LB#54梶川のタックルなどで4thダウン1ヤードとする。
この4thダウンでミネルヴァはギャンブルプレーを選択したが、LB#99フィルらがタックルしノーゲインで攻守交代となる。

自陣40ヤードからのライズオフェンスは、RB#15星野の13ヤードランで敵陣に進入すると、WR#11白根の7ヤード、TE#87定成の8ヤードパスキャッチなどで敵陣27ヤードまで前進する。
次のプレーでWR#10伊藤圭吾(中央大学)へ24ヤードのパスが通るも、直後に激しいタックルを浴びボールをファンブルしてしまう。
しかしエンドゾーン内に転がったボールをTE#87定成がリカバーしTD。
キックもK#7竹内が決める。
【スコア】4Q 5:49 ライズ 27-13 ミネルヴァ

K#7竹内キックオフで試合再開。副将LB#30山田周平(関西大学)のタックルで敵陣15ヤードからのライズディフェンスとなる。
最初のパスディフェンスは、LB#99フィルの激しいヒットで不成功。
3rdダウンのパスもDB#27松井のマークで不成功にし、パントとなる。

敵陣40ヤードからのライズオフェンスは、QBを#12松本和樹(慶應義塾大学)にスイッチ。
RB#15星野のランやWR#9宜本のパスキャッチがあったが、ダウン更新ができず4thダウンパントとなる。
この4thダウンはQB/P#18大橋功典(法政大学)がパント。
うまくコントロールされたパントは、WR#14清水那琉(日本体育大学)がエンドゾーン前で勢いを止め5ヤード付近でボールデッド。
良いフィールドポジションでライズディフェンスとなる。

敵陣5ヤードからのライズディフェンスは、DL#97岡本が4ヤードのQBサックをすると、次のランプレーをLB#99フィルがエンドゾーン内でタックル。セーフティとなる。
【スコア】4Q 9:52 ライズ 29-13 ミネルヴァ

その後は両チーム得点なく試合終了。
【ファイナルスコア】 ライズ 29-13 ミネルヴァ


エピローグ

【城ヶ滝HCコメント】
今日の試合は、ライスボウルトーナメントに向けて、勝たないといけない試合で、しっかり準備していたにもかかわらず、気持ちの緩みからなのか、前半からミスを連発して、失点を繰り返し、7−13で前半を折り返しました。
後半は、気持ちを入れ替え、開始早々に逆転のTDを取り、オフェンスはそのままの勢いに乗って得点を重ね、ディフェンスは無失点に抑えることができ、ダブルスコア以上の結果を残すことができました。
3試合終了し、全勝という結果ですが、今回は反省点も多く、次戦に向けて、技術面というよりも、試合に挑む気持ちを個々の選手がしっかり準備することの重要性を学んだ試合になったと思います。
次戦は、大阪での遠征試合です。
今回の反省点をしっかり改善し、技術面、精神面を強くして挑みたいと思います。

次戦は、10月13日(月祝)12:45〜MKタクシーフィールドエキスポ(大阪府吹田市)にてエレコム神戸ファイニーズと対戦。