試合レポート

プロローグ

今春は2年ぶりのパールボウル決勝に進出し、初優勝を目指すノジマ相模原ライズ（以下、ライズ）。
パールボウルトーナメント1回戦の対戦相手は、富士フイルム海老名ミネルヴァ AFC（以下、ミネルヴァ）。
新たな戦力も加わり、2025年春季シーズンの公式戦戦が敵地海老名運動公園陸上競技場にて始まった。

1Q

上下ホワイトユニフォームを纏ったライズのリターンで試合開始。
自陣5ヤード付近でボールをキャッチしたWR#19テイ・カニンガム（アリゾナ大学）は、29ヤードの好リターン。
自陣34ヤードから始まったライズ最初の攻撃は、QB#6カート・パランデック（ネバダ大学ラスベガス校）から主将WR#9宜本潤平（立命館大学）へ12ヤードのパスが通りダウン更新。
続くプレーは、RB#34川村隆ノ介のランで12ヤードを獲得し敵陣に侵入。
さらにQB#6カートのランプレー、WR#9宜本のショートパス、RB#34川村の14ヤードランで敵陣20ヤードまで前進。
この20ヤードをレシーバーの位置からリバースプレーでボールを受け取ったWR#19テイがエンドゾーンへ飛び込み先制のタッチダウン（以下、TD）
直後のキックは、K#7竹内空（名城大学）が決める。
【スコア】1Q 2:33 ライズ 7-0 ミネルヴァ

K#7竹内のキックオフで試合再開。
ミネルヴァ陣21ヤードからのライズディフェンスとなる。
最初の攻撃は、RBのランプレー。そのランをLB#54梶川雄貴（甲南大学）が反応し、
2ヤードのゲインに抑える。
迎えた3rdダウンのパスをDB#8政岡和志（関西大学）がパスインターセプト。
敵陣37ヤード付近まで10ヤードをリターンし攻守交代。

このチャンスにQB#6カートから移籍WR#11白根滉（京都大学）に19ヤードのパスが通りダウン更新。
さらにRB#42清水誠（関東学院大学）の3連続ランプレーで敵陣7ヤードまで前進すると、最後はQB#6カートからWR#19テイへパスが通りTD。
キックも、K#7竹内が決める。
【スコア】1Q 6:20 ライズ 14-0 ミネルヴァ

ライズのキックで試合再開。
敵陣21ヤードから2回目のライズでフェンスは、DB#38宮本侑知（福岡大学）のタックル、DL#98有藤直哉（慶應義塾大学）、復帰DB#16佐藤力也（カリフォルニア ルーセラン大学）のランストップでスリーアンドアウト。

ライズ陣25ヤードからのライズオフェンスは、ライズJr.出身で新人RB#21瀬戸山恭太（カルバー ストックトン大学）の8ヤードラン、TE#87定成吉輝（中央大学）のパスキャッチでダウン更新。
さらにWR#19テイの18ヤードパスキャッチで敵陣に侵入するも、反則等があり4thダウンパントとなる。
P#7竹内の蹴った滞空時間の長いパントをミネルバリターナーがファンブル。
ファンブルしたボールをWR#10伊藤圭吾が敵陣6ヤード地点でリカバーし、ゴール前で再びライズオフェンスとなる。

2Q

第2Qの2プレー目で、QB#6カートからTE#87定成へTDパスが通ったかと思われたが、反則が発生し敵陣23ヤードまで後退。
新人RB#3星野真隆（立教大学）の19ヤードランもダウン更新には至らずフィールドゴール（以下、FG）トライとなる。
この21ヤードFGをK#7竹内がしっかりと決め追加点。
【スコア】2Q 1:48 ライズ 17-0 ミネルヴァ

敵陣25ヤードからのライズディフェンスは、LB#5田中喜貴（法政大学）のロスタックルなどで再びスリーアンドアウト。

ハーフウェイ付近からの攻撃となったライズオフェンスは、WR#11白根、RB#34川村のパスキャッチ、WR#9宜本の12ヤードラン、WR#1衣笠吉彦（関西学院大学）の12ヤードパスキャッチでレッドゾーンに侵入する。
QB#6カート、RB#21瀬戸山の4連続ランなどでゴール前2ヤードまで前進すると、最後はQB#6カートからWR#19テイへパスが通りTD。
直後のキックも、K#7竹内が決め、追加点。
【スコア】2Q 7:32 ライズ 24-0 ミネルヴァ

3Q

K#7竹内のキックで後半開始。
敵陣25ヤードからのライズディフェンスは、LBフィリップ・レッドワイン（オクラホマ州立大学）やLB#56浦野雄大（立命館大学）のタックルでダウン更新を許さずパントに追い込む。

ハーフウェイから後半最初のライズオフェンスは、RB#42清水のランやパスキャッチがあったもののダウン更新ができるスリーアンドアウトのパントとなる。

後半2回目のライズディフェンスは、新人DL#90永山開一（早稲田大学）、DL#98有藤のランストップで再びスリーアンドアウトのパントに追い込む。

敵陣45ヤードからのライズオフェンスは、RB#34川村の17ヤードランでゴール前28ヤードまで前進すると、この28ヤードもRB#34川村が走り切りTD。
直後のキックも、K#7竹内が決め、追加点。
【スコア】3Q 6:01 ライズ 31-0 ミネルヴァ

後半3回目のライズディフェンスは、DL#82齊川尚之（早稲田大学）のランストップ、DL#44小宮洋平（帝京大学）のQBサックなどで再びスリーアンドアウトのパントに追い込む。

ライズ陣42ヤードからのライズオフェンスは、RB#3星野の連続ランで敵陣に侵入。
WR#23伊藤雅恭（東京学芸大学）のパスキャッチで敵陣32ヤードまで前進するも4thダウンとなる。
ここで49ヤードのFGを選択し、K#7のFGトライは見事成功。
【スコア】3Q 9:11 ライズ 34-0 ミネルヴァ

敵陣25ヤードからのライズディフェンスは、1度ダウン更新を許すも、相手RBがファンブルしたボールをLB#56浦野がリカバーし、敵陣38ヤードで攻守交代となる。

4Q

敵陣38ヤードからのライズオフェンスは、RB#21瀬戸山のランプレー、WR#1衣笠のパスキャッチなどでゴール前4ヤードまで前進すると、この4ヤードをRB#21瀬戸山が走り切りTD。キックもK#7竹内が決める。
【スコア】4Q 3:51 ライズ 41-0 ミネルヴァ

敵陣40ヤードからのライズディフェンスは、パス中心に攻められ2度ダウン更新を許すも、DB#38宮本やDL#90永山のディフェンスで4thダウンギャンブルも抑え攻守交代。

4Q終盤にライズ陣31ヤードから開始されたライズオフェンスは、QB#6カートの14ヤードランや、WR#23伊藤の22ヤード、WR#11白根の14ヤードパスキャッチなどで敵陣19ヤードまで前進。この19ヤードをRB#34川村が走り切りTD。
キックもK#7竹内が決める。
【スコア】4Q 11:15 ライズ 48-0 ミネルヴァ

試合時間残り45秒をライズディフェンスが守り切り試合終了。
【ファイナルスコア】 ライズ 48-0 ミネルヴァ

エピローグ

パールボウルトーナメント準決勝は、5/25(日)13時00分から富士通スタジアム川崎にて、6/14(土)のパールボウル決勝進出をかけ富士通フロンティアーズと対戦する。