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春季交流戦

春の交流戦が終了しました。

結果は既にご存知の通り、2連敗です。
負けてよい試合など一つもありません。
当然ながら、なんとしてでも、勝利を掴みとろうと臨んだ試合でしたが、
結果を出すことはできませんでした。

昨日のアサヒビールシルバースターとの試合は、6対31という点差が示す通り、
結果だけでなく内容についても完敗でした。
日本一を目標に掲げているチームが、交流戦とはいえ、一試合でも負けたら
可能性は低くなりますし、2連敗などしたら日本一を口にする資格さえありません。
チームに関わる全員が心の底から本気で「必ず勝つ」という気持ちで臨んでないから、
くだらないミスが起きるのです。

反則、ターンオーバー、アサイメントミス、ブロックミス、タックルミス、パスミス、
キャッチミス、キックミス。
私たちが負けるときはいつも同じです。
これらの一つ一つは改善していかなくてはならないことはもちろんですが、
それよりもまず、私たちはチャンピオンを目指すにふさわしいチームであるのか
自問自答しなくてはなりません。

昨日は試合前の雰囲気から、いつものライズではありませんでした。
緊張感のある、ピリピリとしたムードが足りませんでした
そんなムードで試合に入ってしまったチームは、
当然ながら多少のビハインドすらはねかえすことはできませんでした。

そういう状態でチームを試合に臨ませたのはヘッドコーチである私の責任です。
チームのスイッチを入れることができませんでした。

フットボールにおいて相手に勝つためには、
アサイメントやゲームプランを練ることと同様に、徹底的にやりきる根性は不可欠です。
それは決して精神論ではなく、強いチームは徹底的に高い強度でプレーをやりきることが
習慣になっています。
その習慣がまだライズの選手全員には根付いていません。
一部の選手たちを除いて、まだまだ足りない部分です。

今春、一人一人が変革をすると心に決めて臨み、有望な新人が入団し、
大きな手応えを感じていることも事実です。
しかし、今年のライズはこのようなチームで、このような戦い方をするチームだと
いうことをファンの皆様や対戦相手に強く示すことはできませんでした。

これがライズだというフットボールを完全に自分たちのものにするために、
そして失いかけていた根性を取り戻すために、これからの3ヶ月間が勝負です。

9月にはスタジアムで皆様に大きく進化したライズをお見せできるよう、
日々取り組んでまいります。

Fearless.
ノジマ相模原ライズ
ヘッドコーチ 須永恭通

posted: 2015.5.18