東日本交流戦 第1戦 vs オービックシーガルズ

2015/5/3(日)11:00開始 @富士通スタジアム川崎
得点経過 スタッツ 個人記録 試合レポート
ノジマ相模原ライズ 12 - 14 オービックシーガルズ
3 1QT 0
3 2QT 7
0 3QT 0
6 4QT 7
得点経過
Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG Q TIME PLAY PLAYER(S) YARD TEP PLAYER(S) G/NG
1 03:07 FG #8出澤 25
2 01:51 FG #8出澤 45
2 11:30 PASS #6菅原→#81松永 21 KICK #1金親 G
4 08:29 PASS #6菅原→#7池井 6 KICK #47丸田 NG
4 10:49 PASS #18荒木→#19松尾 13 PASS NG
スタッツ
ノジマ相模原ライズ チーム オービックシーガルズ
14 (4 - 10 - 0) ファーストダウン(ラン - パス - 反則) 13 (6 - 6 - 1)
33 - 17 - 1
187Yds
(パス) 試投 - 成功 - インターセプト
獲得ヤード
30 - 19 - 2
188Yds
24 - 38Yds (ラン) 回数 - 獲得ヤード 23 - 27Yds
57 - 225Yds (攻撃) 回数 - 獲得ヤード 53 - 215Yds
9 - 49Yds (反則) 回数 - 損失ヤード 4 - 35Yds
0 - 0 (ファンブル) 回数 - 喪失 1 - 0
2 - 2 (フィールドゴール) 回数 - 成功 2 - 0
24:27 TIME OF POSSESSION 23:33
個人記録
RUSHING
NO. PLAYER ATT YARDS TD LG    
2 宮幸 崇 7 32 0 9
27 細野 陽平 7 32 0 8
18 荒木 裕一朗 5 -34 0 -1
25 東松 瑛介 2 18 0 12
10 藤本 亮 2 -12 0 3
5 木下 雅斗 1 2 0 2
TOTAL 24 38 0
PASSING
NO. PLAYER ATT COMP INT YARDS TD LG
18 荒木 裕一朗 22 12 0 143 1 35
10 藤本 亮 7 4 1 25 0 11
5 木下 雅斗 4 1 0 19 0 19
TOTAL 33 17 1 187 1
RECEIVING
NO. PLAYER NO YARDS TD LG    
19 松尾 海太 5 50 1 16
83 下段 亮太 2 52 0 35
25 東松 瑛介 2 28 0 19
7 井本 圭宣 2 18 0 13
2 宮幸 崇 2 3 0 3
8 出澤 信 1 13 0 13
1 中田 結 1 11 0 11
15 出島 崇秀 1 10 0 10
32 金子 泰徳 1 2 0 2
TOTAL 17 187 1
TACKLE
NO. PLAYER TACKLE YARDS SACK      
3 佐久間 徹 6 0 0
57 田中 喜貴 5.5 0 0
23 北村 雅史 4 0 0
42 伊倉 良太 3 0 0
4 矢口 俊太 2.5 0 0
22 河石 泰 2.5 0 0
52 鈴木 修悟 2 0 0
21 石黒 貴也 2 0 0
27 細野 陽平 2 0 0
12 大倉 夏輝 2 0 0
55 安川 大輔 1.5 0 0
44 小宮 洋平 1 0 0
99 木村 健太朗 1 0 0
41 増山 純季 1 0 0
17 岩谷 亮 1 0 0
88 大滝 裕史 1 0 0
92 守屋 一歩 1 0 0
TOTAL 39 0 0
INTERCEPTION
NO. PLAYER INT YARDS TD      
57 田中 喜貴 1 0 0
23 北村 雅史 1 18 0
TOTAL 2 18 0
PASS CUT
NO. PLAYER CUT          
     
TOTAL  

試合レポート

プロローグ

2015年のオープニングゲーム、ノジマ相模原ライズは秋季リーグ戦で同じイーストディビジョンに属するオービックシーガルズと対戦。昨年はジャパンXボウルに進めなかったオービックだが2010年からエックスリーグ4連覇を果たし、名実ともに日本のトップフットボールチームの1つ。ライズは2011年のX−1昇格後、3度対戦しているが未だに未勝利。特に大学卒業後、ライズの前身であるオンワードオークスに加入し、後にオービックに移籍したQB#6菅原(法政大)には勝負どころでパスを通され続けており、菅原をどう抑えるかが1つのポイントとなる。

1Q

ライズのキックオフで試合開始。オービックの先発QBは菅原。試合開始早々、ライズ守備陣にビックプレーが飛び出す。菅原のパスをこの試合が初先発となるLB#41の増山(日本体育大)がカット、そのはじいたボールを、菅原の大学の後輩でもあるライズLB#57田中(法政大)がインターセプト!オービック陣31ヤード地点からの攻撃権を手に入れる。ライズの先発QBは2年目の#18荒木(立命館大)。ライズ攻撃陣は新人WR#19松尾(日本大)のパスキャッチなどでオービックゴール前1ヤードまで攻め込むが、ゴールラインを割ることができず、K#8出澤(早稲田大)のフィールドゴールにより3点を先制。続くオービックの攻撃もライズ守備陣がしっかり対応してパントに追い込む。この後、オービック・ライズ共にパントを蹴り合う展開に。1Q終了間際、自陣からのライズの攻撃で、QB荒木からTE#83下段(法政大)への36ヤードロングパスが成功し敵陣に攻め込んだところで1Q終了。


2Q

ライズの攻撃からスタート。K#8出澤による45ヤードフィールドゴールが成功して6対0とライズがリードを重ねる。オービックはQBを今季から加入した新人の高木(慶応大)にチェンジ。ここまでオービックオフェンスを封じ込めているライズ守備陣は、ここでもLB#13綾部(近畿大)らのタックルでオービックの前進を阻み、DB#23北村(立教大)がオービックのパスをもぎ取ってインターセプト!ライズはオービック陣31ヤード地点から追加点の絶好のチャンスを迎えるが、ここはオービック守備陣が集中力を発揮してライズの前進を許さず、パントへ。前半残り1分13秒からのオービックの攻撃、QBは再び菅原へチェンジ。菅原は自陣から連続してパスを成功させ、ライズのレッドゾーン手前まで一気に侵攻すると、最後は菅原からWR#81松永(法政大)へのタッチダウンパスが成功して得点は6対6。 PAT(※1)のキックも決まって6対7とオービックが逆転して前半終了。


3Q

ライズのレシーブからスタート。最初のシリーズで得点し、波に乗りたいところだったが、パントに追い込まれてしまう。続くオービックの攻撃で、ライズはフィールドゴール圏内まで攻め込まれてしまうが、ライブ守備陣がギアをあげて防戦、オービックのキッカーがフィールドゴールを外して点差は6対7のまま。試合はこう着状態に陥りパントを蹴り会う展開に。ライズの攻撃はQB#10藤本(日本大)が差配するがオービック陣に攻め込むことができない。3Q残り1分51秒からのライズの攻撃は自陣10ヤード地点から。着実に前進しフィールドポジションを改善したいところだが、3Q終了間際に藤本のパスをオービックディフェンスにインターセプトされ、そのまま終了。自陣ゴール前の厳しいフィールドポジションからのディフェンスを余儀なくされる。


4Q

勝負の4Q。ライズ陣22ヤード地点からの攻撃で、オービックはQBにエース菅原を投入し勝負を仕掛ける。ダウンを更新され、エンドゾーンを背負った自陣10ヤード地点でのピンチに、ライズ守備陣が再度奮起。オービックのRBに猛タックルを浴びせてファンブルフォースを強いると(リカバーはオービック)、菅原のパスにも対応しタッチダウンを許さない。フォースダウンに追い込まれたオービックは19ヤードのフィールドゴールを選択するが、キッカーが再びこれを外し得点は6対7のまま変わらず。ピンチをしのいだライズは、QBを#5木下(立命館大)にチェンジ。自陣からの攻撃でダウンを更新するが、要所で反則が発生、敵陣に攻め込むことができずにパントへ。ここでライズのパントカバーチームが素晴らしいプレッシャーでオービック陣20ヤード地点からの攻撃をオービックに強いることに成功する。試合の残り時間7分13秒からのオービックの攻撃で、菅原が本領を発揮。自陣からパス・ランを織り交ぜてあっという間にライズ陣内に侵入。そのままの勢いでライズレッドゾーンまで攻めこむと、最後はWR#18木下(立命館大)タッチダウンパスをヒット。オービックは4分26秒をかけて、10プレイ・85ヤードのドライブを完成させ、PATのキックも成功させて、6対14とライズを引き離す。試合時間は残り3分39秒。このまま引き下がれないライズは再びQBを#18荒木にチェンジ。WR#19松尾、K/WR#8出澤、TE#83下段へと連続してパスを通し、ダウンを更新。オービック陣内への侵攻に成功する。自らの反則や味方の落球もあり、オービック陣内で2度のフォースダウンギャンブルのシチュエーションに追い込まれるが、ベテランWR#7井本(立命館大)へのパス、同じくベテランRB#2宮幸(中央大)のパスキャッチからのRAC(※2)でそれぞれダウンを更新し、オービックのレッドゾーンへ侵入。ここで荒木からアクロスのパスワードを受けたWR#19松尾がエンドゾーンまで走りきってタッチダウン!得点を12対14と2点差まで追い詰めることに成功。残りは時間は1分11秒となり、ライズは同点を狙って1点のPATキックではなく、2点コンバージョンを選択するが、#18荒木からRB#25東松(立命館大)へのパスはわずかに届かず、失敗。最後はオービックのQB菅原がニーダウンして時間を消費し、試合終了。

ライズとして初めてのオービック超えを狙ったこの試合、12対14での敗戦となり、今回も勝利を掴むことはできなかった。看板のディフェンス陣はオービックの攻撃を188ヤード、1タッチダウン、2フィールドゴールの14点に押さえ込み、攻撃でも次世代エースQB候補の荒木が2度のフォースダウンギャンブルを乗り越えて77ヤードのドライブを成功させ、新人WRの松尾が初戦でエース級の活躍を見せるなど、今後に期待を抱かせる点が多くあった事は収穫と言える。日本代表スケジュールとの関係で試合の少ない今年の春季。5月17日のアサヒビールシルバースター戦はその意味でも重要な試合となる。エースQBのケビン・クラフトが未出場とは言え、昨年ライズが苦杯を喫したIBMビッグブルーに34対9と完勝したシルバースター。中核に新人アメリカ人QBメイソン・ミルスを加えた攻撃陣は、昨季とは全く別の仕上がりになっており、決して油断はできない。秋のリーグ戦につながるゲームを見せてもらいたい。

  1. ※ 1 「PAT」:Point After Touchdown(ポイント アフター タッチダウン)の略。タッチダウン後にエンドゾーン手前3ydからフィールドゴールを蹴ること(得点は1点)
  2. ※ 2 「RAC」:Run After Catch(ラン アフター キャッチ)の略。パスを受け取った選手が受け取った位置から前進すること。